1.打ち合わせ機能
CMSの打ち合わせ機能はいつでも、どこでも、監督員に作業内容を伝える。
従来の打ち合わせは各協力会社の職長に翌日の搬入・搬出予定、作業内容や
作業員の人数を順番に聞きながら現場全体の作業の流れを調整します。打ち合
わせの時間は大体30分から1時間かかります。(大型現場だったらもっと時間
がかかるでしょう。)
CMSの打ち合わせ機能はいつでも、どこでも、書いた内容を監督員に送信で
きます。監督員は打ち合わせ開始前に各協力会社から集まった作業内容を確認
して調整します。そして全体作業の流れが決まったら、もう一回各職長のタブ
レット端末に配信します。その画面は翌日朝礼の内容として使用できます。
2.図面
図面は作業場には不可欠な物です。CMSは建物の全ての図面を各業種用に分
けて分類することができます。ダウンロードした図面は、いつでも、どこに
も、無Wi-Fi環境でも閲覧が可能です。 図面が更新された際にはファイルが
点灯し、新しい図面のダウンロードを促します。ダウンロードした際、古い
図面は別のファイルに保存することができます。スケール機能も付属してい
るので簡単な積算等も行えます。また、アップロードした図面は暗号化され、
図面漏洩防止のセキュリティ対策の仕組みです。
3.野帳
現場に発生する様々な問題点などは写真に撮影し、内容を書き込んで保存でき
ます。メモ帳がわりに気軽に「野帳」を使ってください。
4.安全パトロール
安全パトロールの機能は「野帳」と同様に安全パトロールで廻る際自由自在に使
えます。またパトロール以外の時間でも、不安全行動や不安全箇所を見つけたら、
いつでも、どこでも、撮影できます。その内容は朝礼時にプロジェクター等で映
写しできます。
5.トーク
建築現場で地下フロアや高層フロアに居るとき、携帯電話の電波が届かない場合がよくあ
ります。また携帯で聞いた事情が想像とだいぶ違っていたこともあります。
タブレット端末で、ネットワークを利用して職長同士や監督員の間で情報をやりとりす
ることができます。問題場所の写真や図面をスクリーンショットして送信し、画面を見な
がら問題を検討することができます。もちろん文字だけではなく会話も可能です。
6.朝 礼
もっと作業内容を理解しやすく、時間を短く、効率化へ。
CMSの朝礼内容はタブレット端末からWi-Fiやケーブルを経由して、液晶パネルやプロジ
ェクターで映すことができます。どんな広い会場でも、一番後ろに立っていても、朝礼の
内容ははっきり見えます。また、作業員が多い場合、朝礼場が複数でも同時に朝礼を行う
ことも可能です。 朝礼の内容は従来の黒板に手書きといったスタイルより、もっとシン
プルで、もっと詳しく、もっと分かりやすい形になります。当日の作業内容や立入禁止エ
リア、搬入・搬出の予定といった情報も見やすくなります。また、自分の手元で常に確認
することができます。
7.危険予知
職長は当日の作業内容について、どんな危険が潜んでいるかを書き込み、危険が発生する
可能性と重大性を選択すればリスク度合が自動的に計算されます。
8.新規入場者届け
建築現場への新規入場者は協力会社の労務担当者が事前に弊社のウェブにあるQRコード作
成にアクセスし、個人情報を入力すると、QRコードが作成されます。作成されたQRコードを
ショートメールやe-mailで現場にいる関係者へ送ります。届いたQRコードを監督員用のタブレ
ットで読みとれば、作業員情報を瞬時に確認することができます。